2012年02月23日

写真を劇画風にする

予告しておりました、Photoshopで作る『写真を劇画風にする』チュートリアルをご紹介します。
参考にさせていただいたのは、井上のきあさんのレタッチからです。

【元写真】
元写真

【劇画レタッチ後】
劇画ステーション

劇画に向く写真は、もう少し白い部分が多いほうが望ましいですが、参考例としてください。



@下準備として、写真をグレースケールにします。
1グレーススケール


Aポスタリゼーションのレイヤーを作る
 レイヤーメニュー → 新規調整レイヤー → ポスタリゼーション[4階調]
 (ここは黒・濃いグレー・薄いグレー・白の4色を作成する下準備です)
 さらに、背景写真とポスタリゼーションの間に、レベル補正の新規調整レイヤーを作成し、境界線をはっきりさせます。
2レベル補正.jpg

B階調ごとにわける
自動選択ツールを[許容値:0]にし、[アンチエイリアス]と[隣接]のチェックを外し、[全レイヤーを対象]にチェックを入れます。
 (1)黒い部分を抽出
   黒い部分を選択し、レイヤーメニュー → 新規塗りつぶしレイヤー → 塗りつぶし →[黒]を適用
3塗りつぶしレイヤー
 (2)同様に濃いグレー、薄いグレーを作成し、解りやすいようにレイヤー名を変更します。

Cスクリーントーン風に加工する
 新規レイヤーを作成し、レイヤーメニュー → クリッピングマスクを作成 にし、[濃いグレー]レイヤーの上に移動させます。
 同様に、薄いグレーの上にも作成します。それぞれ解りやすいように[スクリーントーン1] [スクリーントーン2]にレイヤー名を変更します。 
4クリッピングマスク
 スクリーントーンレイヤーを選択し、フィルタメニュー → ピクセレート → カラーハーフトーン を適用します。
 (好みによってピクセル値 チャンネル角度を変えます)

D輪郭をくっきりさせる
 背景レイヤーを複製し、一番上に移動させ、解りやすいように[輪郭]とレイヤー名を変更させます。
 フィルタメニュー → 表現方法 → 輪郭抽出 を適用します。
 描画モード:乗算にしておきます。 
5輪郭検出


Eレベル補正で輪郭や全体の濃度を調整
 レイヤーメニュー → 新規調整レイヤー → レベル補正 → [下のレイヤーを利用してクリッピングマスクを作成]にチェックをいれます。
  6レベル補正2
 消しゴムツールを使用して線が濃すぎる部分を消して完成させます。



【利用例】
噴出しなどを入れると漫画風になります。
劇画ステーション2

今回は駅の雰囲気を使いたかったので、この写真を使用しました。
できればもう少し明るい写真を使われるほうが、スクリーントーン風にする部分がはっきりすると思います。

チラシの一部分に使ったり、バナーの一部に使ったりと利用度は大きいと思います。
ちょっと手間がかかりますけどね。

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posted by 儒鈴(じゅれい) at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵画風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

チェブラーシカかわゆす

キャラクターものは「似合わない〜!」と言われるし、当然持ちません。
でもでも、唯一好きなのはロシア人形アニメのチェブラーシカなんです!

キディランドで売っているという情報が入ったので、手に入れました。
チェブラーシカ1
携帯電話のケース

チェブラーシカ2
ストラップはパンストラップで、ぷにゅぷにゅしています。

チェブラーシカをご存知ない方はこちら


日本で始めて紹介されたのは2001年のミニシアターでの上映です。
当時、映画雑誌で結構大きく取り上げられたのは覚えていますが、見逃してしまいました。
最近、NHKでアニメ放送されていますね。
2010年に久々に最新作が上映され、DVD化されました。←これ欲しい!

英語以外の言語に憧れる人も多いと思います。
私の場合はロシア語で、非常に耳に心地よいのです。
一度チャレンジしましたが、ロシア文字が覚えられないので、未だに簡単な挨拶しかわかりません。
だいたい、言語を覚えるセンスがないんです(笑)

Здравствуйте! (ズドラストヴィーチェ こんにちは) ←どちらかというと「おはこんばんちは!」という感じ
Спасибо (スパシーバ ありがとう) 
などなど…
ちなみにロシア語のCはエスと読みます。

チェブラーシカはЧебурашкаという綴りです。Pはエルと読みます。
オリンピックのロシア選手団のマスコットになっていて、白チェブ・赤チェブ・青チェブが登場しています。
今年のロンドンオリンピックは何色が出るのでしょうか?楽しみです。

知る人ぞ知るキャラクターであって欲しいので、ブレイクは望みません。
ご当地チェブラーシカのストラップは出ているらしいので、それは欲しいなぁ。

チェブラーシカは正体不明で、ヒーローじゃないところがいいんです。
アイデンティティを求めてさまよう、愛すべきキャラクターです。

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posted by 儒鈴(じゅれい) at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 女子カメラフォト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

ドラゴンタトゥーの女

考えてみれば、かれこれ5年くらい映画館で映画を観ていない?
田舎に引っ込んだことと、地元の映画館が潰れてしまったせいもあります。

出張ついでに時間があったので、デビット・フィンチャー監督の最新作『ドラゴンタトゥーの女』を観てきました。

ドラゴンタトゥーの女
映画の原作は2005年に刊行されたスウェーデン人ジャーナリスト、スティーグ・ラーソン(出版の前年に50歳の若さで死去)によるミステリー小説「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」。
スウェーデン有数の財閥一家の大富豪から、40年前に失踪した少女の捜索依頼を受けた社会派ジャーナリスト、ミカエル(ダニエル・クレイグ)が、背中に龍の入れ墨(ドラゴン・タトゥー)を入れたアウトローな天才ハッカー、リスベット(ルーニー・マーラ)と共に猟奇事件の真実に迫る。(MTV JAPAN NEWSより)




オープニング映像からすっかりやられてしまいました。
おどろおどろしい蠢く液体… 何か恐ろしいことが始まる予感!
狂気の世界の中に迷い込んでしまった感があります。

舞台が冬のスウェーデンということで、全体的にグレーに近いイメージ。
どことなく、同監督の『セブン』を彷彿とさせます。(あの映画は錆びた茶色のイメージがあるのですが)

ルーニー・マーラは初めて知ったのですが、彼女に「こんなに大変な役、よく頑張った!」って言ってあげたくなるくらい、凄みを感じます。
ボディピアス、全身タトゥー、痩せぎすで、女性らしいところが見られない彼女が、最後に見せる女らしい部分が見物です。

ネタばれになるので、詳しい内容は書きませんが、残酷なシーンが大丈夫な人は、ぜひこの狂気の世界を楽しまれるがよろし。
クリストファー・プラマー(何といってもサウンドオブミュージックのトラップ大佐)、ステラン・スカルスガルド(『奇跡の海』はじわっと感動した)が脇を固める時点で、想像力がかきたてられると思います。
無残な猫ちゃんには特別賞をあげたいですね。


信頼がおけて、毎月買うのが楽しみだった映画雑誌が廃刊になってしまったことから、随分映画には遠のいてしまっていました。
やっぱり年に何回かは映画館で観たいなぁ。

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posted by 儒鈴(じゅれい) at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

エレメンツ10は楽し!

普段使っているPhotoshopはCS3とElements7.0です。
簡単な補正はElements、バナーを作るときはCS3と使い分けています。

先日、Element10の動作確認(体験版です)をする必要に迫られていたのと、初心者におすすめする参考書はどれがいいかな?と物色していました。
楽しめる機能が追加されていますね!

pse10の機能.jpg

この中から、オートン効果・ロモカメラ効果・写真のスタック・反射・枠からはみ出させる効果の5つをご紹介します。

まずは元写真
元写真

≪@オートン効果≫
オートン
写真をソフトフォーカスにする技法です。
もともとはピントが合った写真と、同じ構図でぼかした写真を二重露出することで幻想的に仕上げるという技法のことです。
ソフトフォーカスレンズやソフトフォーカスフィルターを使うのとは異なります。

今までPhotoshopでは、元写真のコピーレイヤーをぼかして、描画モードをオーバーレイあるいはスクリーンにするという方法がよく使われていました。
それが、オートン効果のボタンひとつだけで出来てしまいます。なんてこった!

≪Aロモカメラ効果≫
ロモカメラ
人気のトイカメラ、Lomo風に仕上げることができる効果。
効果を強くすることでチープ度、幻想度を増すことができます。
HOLGA風にするなら、周辺が暗くなるトンネル効果を増すとよいと思います。

≪B写真のスタック≫
写真のスタック
写真を何枚も重ねたように見せる効果。4枚・8枚・12枚から選べます。
体験版では写真の傾きや重なり具合を変更することができないようでしたが、この辺が改善されると面白いと思います。

今まで、複数の写真を配置するコラージュはあったのですが、写真のスタックは初めてかな?
よく見るレタッチですが、おそらく普通にやるならコピペの繰り返しではないでしょうか?


≪C反射≫
反射
床の反射・ガラスの反射・水面の3つが選べます。
これは「水面」を選択したもの。
今までは、一から写真を反転させて、歪みをつけ、グラデーションでぼかして…という作業でレタッチする技法でした。
一度だけ作ったことがあります。はっきり言ってめんどくさいです。

ですが、ボタン一つでガイドに従って簡単にできてしまいます。orz

≪D枠からはみ出させる効果≫
飛び出す写真
人気のレタッチ「飛び出す写真」が簡単に作れてしまう効果です。

飛び出す部分の微調整(選択ツールのプラス、マイナスで調整するだけで、消しゴムツールが使えない)ができないのが難点かな?と思います。
そのため、飛び出している桜の花びらの処理が雑になってしまいます。

≪感想≫
細かい調整をしたいのなら、今までのレタッチ方法が良いと思います。
簡単だけど融通が利かないところがありますからね。
写真のスタックや反射は簡単だからぜひ使ってみたいなぁ(#^.^#)


カメラ側のフィルタ効果もどんどん進化しているので、カメラでも幻想的なものが仕上がるようになっていますね。
OlympusのPENシリーズとか、カタログを見ているだけで楽しそうですもん!


ですが、私は原点回帰で、今はフィルムの勉強をちょこっと始めました。
押入れから出てきたフィルムカメラで、ちょっとずつ撮って遊んでいます。
焼き方などで違いが出てくるし、フィルムって面白いですよ。

レタッチも、元々の技法が解ってやるのと、知らなくてなんとなくやっているのでは違いが出てくるなぁとつくづく思う今日この頃です。

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posted by 儒鈴(じゅれい) at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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